タイトルは、製薬会社武田薬品工業が、2013年4月入社の新卒採用から、義務付けることになった採用条件です。海外事業や研究開発体制の強化に対応できる人材を獲得する狙いがあると、新聞に出ていました。(2011.1.23)
日本企業の中で、社内会議で英語を使うことがある会社が、半数以上あるそうです。
で、新規採用の際に、どれくらいのTOEICスコアが求められるかというと、現時点では約700点程度。
730点以上は「通常会話は完全に理解できる」水準とされ、得点者は受験生の1割強にとどまっているそうです。案外、少ないですね。
しかし、これから、ますます求められる英語力もより高くなることが予想されます。
楽天・ファーストリテイリング・双日・日本電産・野村ホールディングス・パナソニック・伊藤忠商事などは、採用、昇格昇進、海外赴任に、TOEICのスコアを定めています。
私は、こういった動きは大歓迎です。このような会社が増えれば、日本人の英語力も高くなるのではと期待しています。
以前は、大学に入るまでは、一生懸命勉強して、大学に入ると遊んでしまう学生が多かったと思いますが、もう今は、就職に向けて、何か特技、資格を持たなければならない時代です。英語も、その資格のうちの一つと言えますね。