韓国では2015年までにすべての教科書がe-book(デジタルブック)になるそうです。発売された時は、日本でも話題になりましたね。
韓国では、小学生もそういった機器の使用に慣れていて、移行は難しくないと、韓国の文部省は言っています。国内の売れている本の20%以上がもう、デジタルブックだということで、ダウンロードするためのパソコン機器などの環境も整っているようです。
“Smart Schools”(賢い学校?)を創るプロジェクトの一環のようですが、最先端の機器を駆使し、一見、良さそうに見えますが、これで、特に小学生の子どもたちが、読む力、考える力がつくのだろうかと思います。
デジタルブックには、インターネットの機能もついているようで、子どもはネットサーフィンしたり、ゲームなどして、遊んでしまうのではないでしょうか。一つのことを深く考えられないとか。
ちょっと、興味があるのは、本嫌いな子が、デジタルブックだと読む気になるかどうかです。
ある程度大きくなれば、デジタルブックを利用するのもいいでしょうが、小さな子どもたちには、まず、紙の本に触れてほしいなと思います。
私は、インターネットで英語の記事を調べたりしますが、必ず、紙にプリントアウトします。なぜか、読みやすいし、書き込みが自由に出来るからです。でも、オーディオブックには興味があるんです。忙しいので、他のことをしながら、聞けるというのはちょっと魅力。
教科書のデジタル化で、韓国の学生たちの学力がどう変化していくのでしょうね。