明日は、いよいよ、英検の2次試験の面接です。
今日は、中3生5人、一人30分ずつ、面接練習をしました。みんな、まずまずの出来でした。
練習は、部屋に入るところのあいさつからします。
試験は緊張しますが、最初の試験官とのあいさつで、深呼吸でもして、気持ちを落ち着かせるようにします。私も、必ず、深呼吸しました。
試験官は、全て英語で試験を進められますが、練習では、一つ一つ手順を日本語でも説明します。
最初に、問題カードが渡され、20秒間黙読するよう指示があり、続いて声を出して読むように言われます。
この時、発音は上手でなくていいので、はっきり、大きな声で読みます。知らない単語がでてきたら、ローマ字読みでもよいので、これで正しいのよという顔で読みます。声が、小さくなったり、自信なさそうにしてはいけません。私の生徒で、今まで、アティチュード(態度)が満点だった子は、発音はうまくありませんでしたが、はっきり、明瞭に話す子でした。
次に、質問が出されます。
この時に大事なのは、質問の意味がわからなかったら、Pardon?とか、聞きなおすこと。意味をよくわからずに、適当に答えてはいけません。
恥ずかしがらずに、聞きなおすことです。
答えの文は、なるべく、主語、動詞のある完全な文で答えること。3級などは、単語だけでも、合格点はもらえますが、文章で答えるよう心がけましょう。
失敗したなと思ったら、言い直してもいいですが、「しまった」なんて顔をしないように。あくまでも、ポーカーフェイスで通します。
最後、終わったら、必ず、Thank you. Good bye. というのを忘れないように。
以上が試験の際の注意点ですが、次に対策です。受験級によって違いはありますが、おおまかなポイントを書きます。
1.過去問を見て、どんな試験なのか内容を確かめる。どんな試験なのかも知らなければ、試験に落ちます。
2.本番さながらに、声に出して、答えを言い、その答えでいいか、解答を見てチェックする。なるべく多くの問題にあたります。自分のことをたずねられる質問では、模範解答は、参考程度にして、自分の力で答えを書いてみます。それを試験までにすらすら言えるようにしておきます。
3.日頃から、いろいろな問題に関して、自分ならどう思うか、ぶつぶつ声に出して言ってみる。これは、準2級以上には必須の練習です。
以上です。
英検の2次試験は、試験とは言っても、会話だという意識を忘れないことです。相手と、コミュニケーションをとろうとする態度、自分の意見をはっきり言おうとする態度、相手をなるほどと思わせるような意見を言えることが一番大事です。
私も、英検1級の2次試験で、一番、感じたのはこのことでした。英語が少々間違っていようが、それより大事なのは、態度、内容です。