今、注目の事業仕分け。教育の予算に影響が及んでいるようです。
今朝の読売新聞の最初の見出しに「小学英語ピンチ」とでていました。「英語ノート」の予算が事業仕分けで「廃止」となったのです。長い年月をかけて議論されてきてやっと2011年から小学5,6年生で英語教育が始まることが決まったというのに、「なぜ小学校で英語を教えなければならないのか」という振り出しに戻ったような発言が出たということです。
私は、これからの将来を担っていく子どもたちが、世界共通語である英語を身につけ、これからの地球環境を良くしていくため、英語で発信する力を持てるようにと強く願っています。日本は物言わぬが美徳的な文化ですが、英語は自分の言いたいことを相手にきちんと伝える文化です。そのような文化の違いも子どもの頃から学ぶのは、視野の広い人間を育てるという意味でもとても良いことだと思っています。
もう、議論されるべきは、「なぜ」なのかではなく「どのようにして」という指導法なのです。まだ、導入の時期ですので、教育現場では不安もあり、試行錯誤が繰り返されるでしょう。その際、英語を教えたことのない先生にはテキストはとても助かるものです。そして、どのように指導するかが決まれば、あとは実践すること。実践から学ぶことが一番大きいのです。
教育にお金をかけることは無駄ではありません。この事業仕分けでまた、日本の英語教育が足踏み状態もしくは後退しないことを願っています。
詳しい記事は下記のサイトをご覧ください。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091129-OYT1T01062.htm