先月2月に大阪で渋谷文武さんのセミナーに参加した時、参加者の中に、昨年本を出版したという方がありました。昼食の席で隣になったので、少しお話をしたのですが、本を出版されたというお話に、「へーっ」と、ちょっと興奮してしまいました。
私は、それまで、本の著者と直接お話したことはなかったので。
本は、「フォレスト出版」に原稿を送ったのが採用されたとか。すごいですね。とても、まじめそうな方でした。
本の題名は「人生をリセットする150時間勉強法」です。
写真向かって右側が、加納邦広さん。左は福岡でタレントをされている今村敦子さんです。彼女のオフィシャルサイトブログはこちら→ http://imablog.atsukoi.net/
とても、明るい素敵な方です。私は、帰ってから、早速、加納さんの書かれた本を注文し、すぐ読みました。今年5冊目。
内容は、大学を卒業して、入社した会社で左遷され、それでも腐らず働いたこと、社長賞ももらったこと、
しかし、落ちこぼれ社員から脱出できず、猛勉強して、外資系企業に転職したこと、
年収も1000万以上になった経緯が書かれています。
外資系企業に転職するには、もちろん英語力が必要です。しかし、英語力のなかった加納さんは猛勉強でやっとTOEIC500点レベルに上げ、そのレベルでいかに、英語の面接試験を乗り切ったか、その奮闘ぶりはすごいです。
そして、会社員がどんな勉強の仕方をすれば、年収アップできるか、具体的にあげています。
タイムマネジメントの本を1冊読むとか、
専門分野の本を60冊読むとか(これが1番時間をとります)、
速読の練習とか、
文章の書きかたの勉強の仕方とか、
プロジェクト・マネジメントの本を1冊読むとか、
それぞれの時間配分が書かれていて、それが全部で150時間になります。
私が参考になったのは、必要以上の英語力はいらないとか、資格はいらないというところです。英語は仕事で磨いておられるようで、あとは、仕事に必要なスキルをいかに身につけるかが大事ということを読み、私も、TOEIC満点を狙うより、仕事に直結した力をつけることの方が大事と認識しました。
TOEIC満点を狙う時間を、自分の専門分野に使うことにしたんです。時間も有り余っているわけではありませんし。
あと、自分が読んで良かった本の紹介とかもされています。
落ちこぼれと思っていないサラリーマンの方にも、よりデキるサラリーマンになるため、具体的な学習方法満載のこの本はおススメです。
フォレスト出版の本は、おもしろい本が多いです。→ フォレスト出版