「偏差値29からの東大合格」(杉山奈津子著)読み終えました。今年12冊目。
いろんな学習法が出ていました。とても効率的なやり方が書かれていると思います。
少し前のブログにも書きましたが、山登りをするには、山で遭難しないために、山登りに詳しい人に話を聞くべき。難関大学を目指す人は、難関大学に合格した人に話を聞くか、合格した人が書いた本を読むべき。安全な道を行くためにも。
本は、ところどころに、かわいいマンガがあって楽しかったです。
私の英検1級学習経験と似ていると思ったところがありました。
杉山さんも私も、合格に向けて効率重視の勉強法を重視しています。
私の英検1級の2次試験は、まさに試験前の集中学習で乗り切ったようなもの。
「東大生なのに、そんなことも知らないの?」と多くの東大生が言われたことがあるそうです。
英検1級合格した私も、英語ぺらぺらだろうと思われるんです。
しかし、いかんせん、試験前の必死の学習で2次試験を乗り切ったものですから、そんなにしゃべれないんです。
知らないこともいっぱいありますし、英語は勉強しないとすぐに力が落ちていきます。
この本の中で一番共感したのは、「あとがき」。
「東大生が、なぜ就職などで優遇されると思う?なぜ世間からすごいと思われると思う?」と著者は東大薬学部の教授に聞かれたそうです。
そして、その教授は、次のように答えました。
「なぜかというと、あの入試を解いて合格して入ったからだ。それだけだ。入試問題を解いて合格するために、頭を使って頑張った。努力した。東大生は、努力できると思われているからこそ、評価されるんだ」
私の話す英語がへたでも、この教授なら、英検1級目指して勉強した努力を認めてもらえそうです。
数学の偏差値29から「東大」に合格を、私に例えると、平凡な主婦から「英検1級」合格でしょうか。
ただ、東大合格には期限がありますし、英語以外の教科もありますが。
今日も読んで頂きありがとうございました。
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