英語の勉強をラジオ英会話で始めて半年ほどたった頃、国際交流協会の英会話教室の案内を見ました。私はぜひ行ってみたくて申し込みをしました。
英会話教室の初日、自己紹介があって私は英語でやってみました。人前で英語をしゃべるのは短大時代以来だったでしょうか。すると思いがけなく少しですが、英語がすらすらと出てきたのです。中学生の女の子の「すごーい」という声が聞こえてきました。とたん緊張しちゃって足ががくがくふるえました。この時はじめて音読の効果を身をもって感じました。半年の音読暗唱練習で英語が少しづつ身についていたのです。
その後、しばらくして、ホームステイを引き受けたことがきっかけで知り合った方に、その人の家での「ウェルカムパーティ」(ALTの。けっこう遠いところからもALTが来られていました)に招かれました。パーティなんて行ったことがありませんでしたけど勇気を出して行ってみました。しかし行ってみると、それはそれはとても楽しいパーティだったのです。そして英会話教室もしてますから来てくださいねと誘われました。
それはALTと日本人(女性がほとんどでしたけど)でお互い英語日本語を教えあいましょうという集まりでした。無料。
一週間に一回でしたけどこれが私の一番の楽しみになりました。少し英語が話せるようになると話したくて話したくてうずうず。
「楽しい」ということが勉強には大切です。いつも、うまく話せなくて、くやしい思いをしながらも、やはり英語を話すことは楽しかったのです。
この集まりには、二人目の子どもが出来て行けなくなってしまいましたが、とても楽しかった思い出です。