文科省が「大学改革実行プラン」を先日発表。
2017年度までに英語検定試験「TOEFL」の活用促進をはかると表明したそうです。
(プレジデントファミリー2012年10月号)
TOEFLは英語を母国語としない人々の英語力を測るテストで、留学する際に必須のテストです。
コミュニケーションに必要な、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定され、留学する大学によって、クリアしなければならない最低点が設けられています。
大学入試といえば、「読み」「書き」がメインで、「聞く」能力も必要ですが、「話す」能力はいりません。
TOEFL導入で「話す」能力も必要になり、その対策が必要になってきます。
プレジデントファミリーの記事では、対策は高校では対応しきれなく、塾や予備校頼りになるだろうとあります。
大手では、「TOEFL対策コース」なんてのが設けられるのでしょう。
「英語で問われた内容に直接英語で答える力」が問われるのですが、これは、英検3級以上の面接で必要な能力です。
英検取得を受験に加味してくれる大学もありますが、全部ではありませんし、英検2級くらいでは「話せる」には程遠いでしょう。
TOEFLもどのように導入されるのかまだこれから議論されるところのようですが、
日本人の英語でのコミュニケーション能力向上に少なからず役立ってくれることを願います。
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