シャドーイングという練習があるのをはじめて知ったのは、英検1級合格目指して英会話スクールに行き始めてすぐ薦められた教材ででした。
その教材の中にリスニング上達のこつとしてリピーティング・シャドーイングがあげられていたのです。
シャドーイングとは音声を聞きながら、2~3語遅れで何も見ずに言う練習です。それまでやったことのなかった私はこれはおもしろいやってみようとそれから毎日その教材をもとにやっていきました。もちろん舌はぜんぜん回りませんでした。完璧に出来るには、何度も何度もくり返さなければなりませんでした。英検一級受験が目の前にあったのでかなりがんばっていたら、がんばりすぎてひどい風邪をひいてしまい、声も出なくなってしまいました。直るのに2週間はかかりました。2月でしたからヒーターでの乾燥も影響してたと思います。もともとのどはあまり強い方ではありませんし。
でも、シャドーイングが楽しくなった私は、それまで続けていたラジオ英会話を暗記できるまで音読という練習がだんだん出来なくなっていきました。
リスニングとスピーキングの両方の能力を一度につけることが出来るシャドーイングは短時間で効果のある練習だと思います。教室の生徒の中学生や高校生にも時々薦めてますが、やってるのかな?