雑誌Discover Japan2011年6月号に冒険家「植村直己」が出ていました。
私の住んでいる町は、植村直己の生まれた町です。
雑誌は「元気が出る言葉」を特集しているのですが、植村直己の言葉は、
“あきらめないこと、どんな事態に直面してもあきらめないこと。結局、私のしたことは、ただそれだけだったのかもしれない”
記事の中で、植村直己冒険記念館の館長小谷士郎さんの話が出ています。人は、植村直己のことを「人並み外れて強靭な精神の持ち主」と思うかもしれませんが、小谷士郎館長の意見は違います。
「植村さんは兵庫県但馬地方出身です。但馬独特の気質に、機知にかけるが率直で粘り強い、言葉が少なく、行動は控えめながら実行力に富むところがあります。こうした但馬人らしい一面が冒険行の中に見え隠れしています。また、誰もが子どもの頃親から『一所懸命しなさい。諦めてはだめ。人には優しく』と言われ、その教えを実践した律義さと不器用さが見えます」
但馬の人の気質をよく表している言葉だと思います。
ちなみに、小谷士郎さんは、私の生徒のお父さんなんですよ。
植村直己冒険館ホームページ → http://www3.city.toyooka.lg.jp/boukenkan/index.html