前の日記で、学習を「する習慣」をつけるのが大事と書きました。
今日は、小学生について書きたいと思います。
私の教室で、英語を習っている小学生のお子さんには、毎日リスニングしてリピートするという宿題を出しています。学習の良い習慣をつけるには、この宿題を徹底すればいいのです。
やり方です。
1.テキストを開く。
2.レッスンで聞いた所の音源(CD,MD等)を聞く。
3.聞く際、レッスンでやったように、音源をストップさせながら、英単語、英文をリピートする。歌は一緒に歌う。
これを1日1回、必ずする。
私の娘も、小学校の時、これを毎日させました。毎晩、テキストとCDプレーヤーをセットしてやりました。宿題でポイントのシール、シールがたまればごほうびをあげていますので、それが楽しみでがんばっていました。たまに、忘れることもあって、そんな時は、忘れた日の分も合わせてやるから、と言って泣いて私に頼みましたが、私は、頑として許しませんでした。それを許すと、怠け癖がついてしまい、毎日英語に触れることが出来無くなるからです。そのおかげか、今、英語がよく出来るんですよ。
中学高校であれば、学校の成績に、良い習慣の結果は表れますが、小学生は、英語教室に通っていても、成果が目に見えにくい面があります。
しかし、小学生の時(できれば低学年から)にまず英語の楽しさを体で覚え、毎日の学習の習慣づけが出来れば、後々、中学高校の成績に反映されます。まだ、小さい子どもの間は、親も、ちょっと声をかけてやるとか、テキストを出してやるとか、大事ですね。
ただ、この宿題、自己申告。生徒は、ごほうびほしさで、毎日この宿題をして来る子がほとんどなのですが、時々、していないことがばれます。それで、ごほうびを取り上げたりすることはありませんが、正直に書いてほしいですね。