二人は、911の犠牲者の母親フィリスと、加害者の母親アイシャです。
わが子を亡くす悲しみはどの母親も同じ。でも、私は、加害者の母親の姿の方に、悲しみを感じ、心打たれました。普通なら、こんな公の場に出てこれないでしょう。911で犠牲になったアメリカ人の犯人への憎しみの感情を考えると。とても、勇気ある女性だと思います。
フィリス「私の息子が犠牲者だと聞いたら、すぐに同情を得たんです。しかし、彼女の息子が、起訴されているのを知ると、彼女はそのような同情は得ませんでした。でも、彼女の苦しみは私の苦しみと同じなんです。」
「私は、アイシャから多くのことを学んでいます。」
アイシャ「私は、自分の息子がどこにいるのか知りません。生きているのかもわかりません。拷問を受けているのかどうかもわかりません。彼に何が起きたのかわからないのです。」
彼女も、子どもを愛し、テロを憎んでいます。
また、イスラム教では、女の子は、自分の意志に反して、若くで結婚するのですが、そのことにも触れ、自分と同じような苦しみを味わってほしくないと訴えています。
アイシャ「暴力に反対して闘い、いつか、平和に暮らし、お互いを尊重する日がくることを願います。」
これは、全ての母親の願いですね。
二人の稀有な友情が、平和な世界を導く大きな力になることを願います。
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