中学教科書が来年度、改訂されます。
「ゆとり教育」で、教科書の学習内容も減り、その結果、学力低下を招きました。
私は、「ゆとり教育」で、週五日制になり、子どもたちが、学習以外の文化的活動や、地域の活動が持てるようになるのはいいことだと思っていたのですが、実際は、休みが増えても、部活や遊びで終わりということだったようです。
「脱ゆとり教育」を目指し、今回の改定で、学習内容が約25%増えます。難しくもなるようです。
英語に関しては、履修単語数が900から1200に増えるそうです。
学校では、学習することが増える分、進むスピードが速くなります。ますます、1クラスが大人数の生徒に、きめ細やかな指導は難しくなるでしょう。つまり、ついていけない生徒が増えるということです。
家庭学習を自分でしっかりやれる子は、改定されても、成績を出していくでしょうが、学習の仕方がわからない生徒には、塾の役割は大きいと感じています。
私の塾では、1クラスの人数を制限していますので、一人一人のレベルをみながら、学習を進めていくことができ、個々の質問にもていねいに答えています。
教科書が改訂されても、英語学習の基本は同じです。
まず、教科書をしっかり覚えること。書けること。そして、応用が利くように、問題演習をこなしていくこと。
塾は生徒の学習の指南役。しっかり、かじ取りをしていきたいと思っています。