昨日、高3生が、国語力がつかなくて悩んでいるという話を書きました。
センター試験まで、もうわずか。短時間で効果のある方法を考えないといけません。
それは、ずばり、新聞の社説です。
社説を、毎日読むことを勧めます。
社説は、社会問題をよく取り扱っていて、情報も得られますし、大学入試にもよく出てきます。
社説なら、ていねいに読んでも、10分程度で読めるでしょう。
読売新聞の、今日の社説では、TPP(環太平洋経済連携協定)参加問題と裁判員制度について書かれていました。
TPPはタイムリーな問題ですね。筆者は、自民党が野田首相のTPP参加表明を非難していることに対して、非難しています。
自民党は、自由貿易の拡大による経済成長戦略に長年、取り組んできたではないかと。
目を向けるべきは、TPP参加によって懸念される日本の輸出産業の競争力、農業の再生です。
といったことが書かれているのですが、
読んで、どう思ったかを、書いてみるのもいいですね。
去年、私の生徒で、中3だった女の子が、新聞の好きな記事を切り抜いてノートに貼り、その感想を書くということを続けて、国語の成績が、大幅アップした子がいました。
ちょっとした努力で大きな成果。
受験生、がんばってください。