アメリカで心理学者による小学生の知能テストが行われました。
担任の先生は「実はこのテストは将来、学力が伸びる生徒を予測できるものだったのです。先生にだけその名前を教えましょう」と言われて、名前を知らされます。
しかし、それは知能テストとは全く関係なく選ばれたものでした。
それから1年ほどして、同じ生徒に再び知能テストをすると、名前をあげられた生徒の方が明らかに上がっていました。
これは「ピグマリオン現象」といって期待することによって、相手もその期待に応えるようになる現象です。
この話を聞かれたことのある方も多いと思います。
私も、生徒に期待していることを話します。
「志望校にきっと合格できます」とか。
すると、「あまり期待されてもプレッシャーになる」とか、「わからへんし」なんて言う子がいます。これは、日本人の特質なのだと思いますが、謙遜したりするんですね。
比べて英語はストレートに自分を表現します。自分を低くするような発言をしません。
私はこの英語のポジティブなストレートさが好きで、生徒ももっと「はい、がんばります」とか「だいじょうぶです」とか言ってほしいんです。期待どうりにならなかったとしても全然恥ずかしいことではありませんし。
とは言っても心の中では「よっしゃがんばるぞ」と思っているのかもしれませんけどね。
気持ちを表に表さないのも日本人の美徳ですから。
心の中だけでも闘志を燃やして私の期待に応えてくれたらと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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