時々取り上げている本ですが、「外国語学習に成功する人、しない人」(白井恭弘著)の中で、「3か月の学習で15分間会話ができるようになる学習法」が紹介されています。
50分×週4回、3か月の授業で、学期末には15分間会話ができるようになるというものです。
授業の中心は、その日に導入された文法項目を使った学生どうしのインタビュー。会話内容は自分やクラスメートのことで、お互いにインタビューする。その情報をメモしておいて、宿題としてクラスメートや自分のことについて書くというものです。
評価もあり、学期末試験で実際に15分間会話をさせ、それが成績の10%を占めます。
こうすれば比較的短期間で、限られた内容ではあるけれど流暢なコミュニケーションができるようになるとあります。
自分の身近なことを英作するのは、とても話すのに効果があると思います。
私も、以前英文日記を書いていましたが、英会話スクールで会話する時にもとても役立ちました。
それがテストされるとなると、余計身が入ると思います。
日本人の会話能力を高めるために、中学校や高校などでもこのような練習が取り入れられればいいでしょうが、現実は時間がとれないというところですね。
英会話スクールなどではぜひやってほしい学習法です。
同じ学習者同士が集まってもできる方法ですね。
今日も読んでいただきありがとうございました。